【11月4日】ファン・サポーターが選ぶトップギア賞
2023.11.06

ヴィッセル神戸がホームで勝利した際、もっとも印象に残った選手に授与する「トップギア賞」。
そのトップギア賞の授賞式が神戸トヨペットのお店で行われ、たくさんのキッズたちが集まってくれました。
今回、選手代表として登場いただいたのが ジェアン・パトリッキ選手。
集まってくれたキッズたちはもちろん、私たちにもとっても優しい気遣いをしてくれる素敵な紳士でした。
受賞式典のプログラムの一つに、選手への質問コーナーを設けていました。
沢山の子供たちからの質問の受け答えをしていただいていたのですが、あいにく時間が来てしまい、つぎのプログラムに移ろうとしたところ
パトリッキ選手から「イベントの流れを変えてしまって大変申し訳ないのですが、質問ができず大変残念そうな男の子がいます。
彼の質問に答えたいんですが。」という申し出がありました。
その瞬間、男の子はすごく緊張したと思いますが、選手の目を見ながらしっかりと質問してくれました。
「パトリッキ選手はゴールを決めると左手指で首を触っていますが、どういう意味ですか?」
「これは、脈を押さえているんだ。僕は俺は生きている、生きているうちはあきらめちゃだめって。僕は、もうサッカー選手になれないかなって思うこともあった。
でも、あきらめちゃいけない、と言い聞かせてやってきたんだ。」
どんな選手でも、挫折をすることがある。しかしあきらめずに努力し続ける人が強い選手になるんだとみんなの心に刻まれたと思います。
素晴らしい時間と、素晴らしいお話を聞かせてくれたパトリッキ選手ありがとうございました。